スモールビジネスを作ることができたら、次は売上アップを狙っていきます。
好きなことを仕事にするスモールビジネスの作り方
いくらスモールビジネスを作ったところで、ある程度の売上を立てないと、ビジネスとして成立させるのは難しいです。
- アンケートとレビューを作成する
- 商品ラインナップを整える
- LPを作成する
- リストを獲得して活用する
- メルマガで新規、購入済み、興味ありの人で分ける
この5つのやり方で商品を売るために必要な流れをおさえることができます。
すべてできるのが一番ですが、5つとも全てやるとなると、かなりの時間がかかってしまうので、取り入れるのに重要な順番に書いていきます。
アンケートとレビューでニーズをしっかりと知る
まずはお客さんに答えてもらうアンケート・レビューを作成します。
自分のサービスを提供する前に何を求めてるのかアンケートに答えてもらい、サービスを受けた後にはレビューを書いてもらえるような仕組みづくりが大事になります。
アンケートはお客さんのニーズを把握することで、相手が必要としていないサービスを提供してしまうのを防ぎます。求めていないサービスを提供してしまうのは満足度を下げてしまいます。
レビューは自分のサービスを受けた後にお客さんがどんな風に変わったのかを把握し、その後のサービスの改善やお客様の声として活用します。最初にフリーランスが目指すところはオンリーワンなのですが、その実績へとつながっていきます。
自分のサービスを通じて、問題が解決しても新たな問題がまた出てくるものです。その新たな問題に先回りして解決策をオファーすることで、継続的に購入していただけるお客さんを見つけることができるようになります。
自分のサービスの質を高めていくためにも、お客さんのレビューは貴重なものです。新しいサービスを作るときもアンケートやレビューで多いものから商品化していけばいいので、とても簡単です。
アンケートとレビューですが、どちらも自分だけでなくお客さんにもメリットのある形にしなければ答えてもらうことは難しくなります。
飲食店でただ置いてあるだけのアンケートに答えたことはありますか?
アンケートやレビューに答えることで、自分にとってどんなメリットがあるのかをしっかりとお客さんに伝えられるように、何を聞くのかを考えることが重要になります。
一度、アンケートやレビューを作ったら満足することなく、どんどん改善していきましょう。
ビジネスを始めたての頃は、100円でもお金を取るのが怖いと思います。最初は無料でもいいので、提供してアンケートやレビューを取ってみると、どんどん自信がついてきます。自信がついてきたら、今度は100円、次は500円、1000円、2000円、3000円、4000円、5000円とアンケートとレビューで自信をつけつつサービスや商品もどんどん改良して、その改良とともに値段をあげていくのです。
このやり方だと、最初に自信がなくても、自分の提供できる価値や自信に応じて徐々に金額をあげて販売できるようになるので、とてもオススメです。
アンケートとレビューこそがビジネス初期で最も重要です。僕は7年以上取っていますが、いまだにアンケートとレビューは取り続けていて、アンケートとレビューの数を合わせると1000以上は確実にあります。マーケティングとはなにかと聞かれたら、
アンケートとレビューです!
と答えるくらい、それだけアンケートとレビューは大事なので、ここを甘く見ないようにしてくださいね。
商品ラインナップを整える
続いては商品ラインナップを整えます。
自分のビジネス・サービスができても、それが商品としてしっかりと形になっていなければ販売することはできません。
今回は商品を3つ作ります。価格の違う3つの商品を用意します。
3つ作るのはテクニック的な話になるのですが、3つあると脳科学的に真ん中の価格の商品が一番売れるようになります。
複数の価格、内容の違うサービスを用意できると、お客さんが求めるそれぞれのニーズにも応えやすくなります。
価格設定をするときは、その価格の10倍の価値を提供するように意識すると上手くいきます。金額に関係なくそれ以上に、いかに価値を提供できるのかは常に考えるようにしましょう。
LPを作成する
サービスを作ったら、その説明文となるものをLP(ランディングページ)を作ります。
LPの書き方はコピーライティングのスキルが必要になってきます。
基本編としてはこの3つだけは必ず入れておくものがあります。それはサービスの
概要
メリット
信用
の3つです。
情報収集術のサービスの場合だと、
概要
最先端の情報を収集できるようになり、ビジネスや人生に活かせる武器が手に入ります。
メリット
良い情報を手に入れることで売上がアップします。情報にだまされてお金を失ったり損をすることもなくなります。
信用
情報収集術トレーナーとして10年以上活用し、マンツーマンレッスンで1000名以上を見てきました。
この3つを入れて文章を作ってみてください。
コピーライティングについて詳しくはこちらの記事で。
毎日4時間の仕事で月100万稼ぐのに欠かせないコピーライティング
リストを取る
プロジェクトごとにリストを取る必要があります。
属性を意識せずにごちゃごちゃのリストを作ってしまうと、その人が欲しいと思っていない情報のメルマガを送ってしまったりしかねません。信用を損なってしまいます。
特にフリーランスの場合、色々なプロジェクトをしてるので、プロジェクトをするごとにリストは新しく取り直す必要があります。
情報過多の時代、移り変わりも激しいので、過去のリストは役に立ちません。
今であればコミュニティ化してしまうというのも手ですね。
コミュニティをオンラインのfacebookページなどで作って頻度は多くなくてもいいので、定期的に交流しておくと声を聞くチャンスも持つことができます。
メルマガで接点を持ち続ける
情報過多の時代、接点を取り続けないと、どんどん他のことに目移りして、お客さんが離れていってしまいます。
そのために、新規、購入者、興味のある人でそれぞれ配信する内容は変えないといけません。
このあたりはマーケティングオートメーションというメルマガを受け取る人の属性によって配信内容を変えることのできるツールなどもありますが、
有料で高いものが多かったりするので、無料でできるレベルとしては、新規、購入者、興味のある人の3種類のメルマガをそれぞれ用意します。
僕のオススメは英語になりますが、Mailchimpです
英語ではありますが、簡単な英語なので、毛嫌いせずに使ってみてください。
リストを適切に管理して、活用することでお客さんとの関係を一度きりで終わらないようにしましょう。
必要に応じて使い分ける
- アンケートとレビューを作成する
- 商品ラインナップを整える
- LPを作成する
- リストを獲得して活用する
- メルマガで新規、購入済み、興味ありの人で分ける
と5つを紹介しました。
売上をあげるのに最低限必要なものは、
- アンケートとレビューを作成する
- 商品ラインナップを整える
- LPを作成する
の3つです。
- リストを獲得して活用する
- メルマガで新規、購入済み、興味ありの人で分ける
の2つは余裕があればやるようにしましょう。
後半2つを取り入れるにはかなり時間がかかるので、最初はなくてもいいでしょう。
最後に具体的な数字でどういった道筋を描けるのかを紹介しておきます。
年商100億円以上の会社を2社、50億円以上の会社が2社、10億円以上の会社を10社以上をゼロから育てたと言われているマイケル・マスターソンの著書「大富豪の起業術」で、起業には売上に応じて4つの段階があると書いています。
1.販売、フロントエンド、(0〜1億)
2.商品を量産、バックエンド (1億〜10億)
3.組織を作る、マネジメント (10億〜50億)
4.価値を見極め売却する、ジョイントベンチャー、買収 (50億〜100億)
フロントエンドだけでも1億までは作れて、 商品を量産しバックエンドを作れば10億まで伸ばせるとのことです。
自分が目指すライフスタイルの売上、使える時間に合わせて、調整していきましょう。
売上をあげるためにできることというのはあげればきりがないですが、
最もコスパ良く売上を上げるために何をするのかというのは、しっかり選別する必要がありますね。
売上のコントロールができるかどうかは、フリーランスになって良かったかどうかの大きな分かれ目になります。売上に直結するマーケティングは必ず抑えるようにしてください。