- 売上をアップさせたいけど、なにをすればいいのかわからない
- 良い商品はあるのに、上手く伝えられていないように感じてる
- 商品は作ったけどなかなか思ったように売れない
- 好きなことを仕事にして食べていきたい
そんな人に必ず身につけてほしいスキルがコピーライティングです。
コピーライティングはどういうものかというと、色々と解釈はあるのですが、「人を動かす文章」と思っていただいて問題ないです。
なぜ売上がアップしないのかを分析すると、ほとんどのケースでその商品の魅力を上手く伝えきれてなくて、お客さんが購入まで動こうという気持ちになっていないからです。
人を動かすことができる文章力が身につけば、売上アップは簡単です。コピーライティングを身につけてから、スキルシェア日本No1のココナラで売上1位を取れたり、合宿開催では2週間に200万以上稼げたりと、自分でもビックリする成果をあげることができました。
2週間に200万以上稼いだ事例は、本記事の基礎と記事の最後に紹介している別記事の応用編を組み合わせて実現しました。
また僕だけができる再現性が低いものではなく、コピーライティングの大事さを伝えて5年以上が経ちますが、コピーライティングを教えたメンバーも月に100万以上稼ぐことができるようになったり、きちんと学びさえすれば、月100万は稼ぐことができる再現性の高いスキルです。
これまで何百本もの記事やランディングページでコピーライティングを分析してきて、日本語が書けないという人であれば難しいかもしれませんが、日本語が書けるのであれば、才能は必要なくてやり方を知ってるかどうかです。
とはいっても一朝一夕で身につくような、明日から100万稼げるようになるわけではなく、きちんと基礎をマスターして何度も実践することで、あなたも月100万以上を稼げるようになります。
なんでもそうですが、片手間ですぐに〜といったような誇大広告は信じないようにしましょう。
今回はコピーライティングを5年以上研究してきた内容から、ギュッとエッセンスだけを凝縮したコピーライティングの基礎を紹介します。
基礎とは言っても、コピーライティングを体系的に学んだことがなくて、独学で文章を書いている9割以上の人ができていないので、バカにできません。月30万くらいを稼ぐのであればこれだけでも十分です。
この基礎があってこそ、最後に紹介している応用が活きます。何度も繰り返し、本記事を読んで実践してみてください。
1時間1万円の価値があることを伝えるコピーライティング力
月100万稼ぐための最初に目指す方向性として、スモールビジネスを作ったら
そのスモールビジネスは時給換算にするといくらで売ってるのか
を把握します。
たとえば、毎日4時間の仕事、休みも入れてキリよく1ヶ月に25日、100時間働いたとしましょう。
月100万を目指すには時給1万円の仕事を作れるようになれば良いのです。(話を簡単にするため事務作業等は入れてないです。)
コピーライティングで魅力を100%伝えること、商品の質が良いこと、
この2つが揃って、時給1万円の売上を作れるようになります。
もちろん、商品の質が良いというのは、1時間1万円相当の価値があることは大前提です。1時間働いて1時間稼ぐ感覚です。
コピーライティングの力があれば、1時間1000円くらいの価値しかないものを1万円で売ることもできますが、それは信用を失います。
まだ1時間1万円相当の価値が提供できる商品を持っていない人はスモールビジネスの作り方のところに戻ってくださいね。
ただ、1時間1万円ですよとストレートに伝えても、よっぽど信用がある人以外が相手だと信じてもらえませんよね。
初めて会うお客さんに自分の商品やサービスが1時間1万円であることをストレートに伝えるのではなく、あらゆる工夫をして上手に伝える必要があるのです。これがコピーライティングです。
今回は、コピーライティングで魅力を100%伝えることで、1時間で1万円の商品・サービスであることをお客さんに理解してもらうことを目指します。
伝えるには話すか書くかしかない
サービスやコンテンツを売るときに、そのサービスがなんなのかを伝える必要がありますが、伝える方法というのは
話す(パブリックスピーキング)
書く(コピーライティング)
この2つしかありません。
この2つ、あるいはどちらかを最大化させることで、月に100万稼ぐことも可能です。
いくら商品やサービスが良くても、この「伝える」が上手くできなければ、その商品やサービスが存在していないのと同じことなのです。
話すのが得意な人はパブリックスピーキングとコピーライティングを身につけると鬼に金棒ですが、話すのが苦手な人は書いて伝えるコピーライティングだけでも月100万を稼げるようになります。
コピーライティングを甘く見ている人が多すぎます
勘違いしがちなのが、コピーライティングと普通に書く文章は全然違うことで、コピーライティングを学ばずに、文章が書けるからと何も意識せずに書いて売れるほど甘くはないです。
実際、コピーライティングを書くときというのは普通に文章を書くときよりも、めちゃくちゃ疲れます。ある種のスポーツです。
それほどの違いがあるにもかかわらず、コピーライティングを学ぼうとする人はほとんどいません。
逆にだからこそコピーライティングを学ぶと、他よりも一歩抜きん出ることができるようになるのです。
コピーライティングを学んでるのと学んでないのとで、違いはどれくらいかというと、温泉でやる卓球とプロの卓球レベルで違いがあります。
これまでに学校で習ってきたような文章は論理的な文章を書くためのもので、コピーライティングは感情を揺さぶるための文章の書き方と言ってもいいです。
学校で習う文章だけではなぜ不十分なのかと言うと、感情に訴えかける文章の書き方を全く習っていないからです。誰でも日本語は書けるからこそ、独学で書こうとしてしまうのですが、そこに罠があります。しっかりコピーライティングのやり方を学びましょう。
モノやサービスを買う時にどういったステップで買うのかをイメージしてほしいのですが、
まず、これを買いたい!という感情が動いて、その後に、これはコスパが良い!とか今の自分に必要だ!と理屈(理由)をつけて買います。
なにかを売るためには、感情で訴える部分と理屈で訴える部分の2つが必ず必要で、どちらも欠けてはいけません。
感情への訴えは、短期的に感情を高揚させる効果があるのですが、その分、長続きしません。何日か経つと冷静になり、
なぜ買ってしまったのだろう
と思われてしまう場合もあります。
では、長期的に満足してもらうにはどうすればいいのかというと、ここで理屈の部分が大事になってきます。たとえば、他社のサービスに比べてお買い得だった、将来の自分への投資に一番ベストな選択だった、など。
この理屈があるから、後から振り返ってもちゃんと買ってよかったということになります。
感情に訴えて甘い言葉で買わせるように仕向けるのは、一時的な満足は信頼を失うので、やってはいけません。
巷でこの商品・サービスは詐欺商品とウワサになってしまう可能性もあります。
コピーライティングを習得したらどんなものでも売れるようになります
感情で訴える部分と理屈で訴える部分の2つをコントロールできれば、どんなサービスも売ることができるようになります。
ただし、価格に見合わない価値のものを提供すると、クレームになるので、価値と価格がしっかり釣り合っているのか、最初は安めに販売して満足してもらえてるようであれば、価格をあげていくのがオススメです。
この戦略でこれまでずっとやってきました。
500円から始まったココナラのサービスですが、最終価格では90000円で販売しています。情報強者が持ってる秘訣をこっそり教えます
最初は500円のサービス提供に5時間も6時間もかかっていて、時給でいうと、100円以下でしたが、何度もお客さんとやりとりすることで、お客様の悩みは数パターンしかないことがわかったので、パターン化することができました。
そこで、仕事の効率化ができるITを使いこなして、今となってはこのサービスの提供を1時間ほどで終わるようになりました。
ココナラの集客プラットフォームを使わせてもらってるので、手数料を25%ほど支払いますが、それでも時給1万円は軽くクリアーしています。
時給1万円を目指して、サービスを改良しつつ、金額をあげていってください。サービスを改良しても伝え方が100%伝わらないと、購入されないですし、魅力も伝わりません。その伝え方にコピーライティングが欠かせないのです。
それではいよいよここから本題ですが、コピーライティングで必要なことを見ていきます。
コピーライティングで必要な心構え
たった一人に向けて書く
好きな言葉の一つで
「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く
という言葉があります
一人の人を想定してその人に向けて書くのが、コピーライティングの基本です
多くの人が勘違いするのが、色んな人に向けて書いてしまうことで、初心者が一番よくやってしまうミスです。
色んな人に向けて書いてしまうと、訴求力が弱まります。
20代と50代の人、両方に向けて書こうと思うと、とてもむずかしいですよね。なぜなら20代と50代の両方に共通してることを書かないといけないからです。対象を絞らないことは文章を書くのを難しくさせます。
コピーライティングを書くのが難しくて進まないという人は、お客さんを絞りきれてないです。あなたが思ってる以上に絞るようにしてください。こんなに絞るの?と思うくらいで良いです。
よくある絞り方は、自分は今は解決済みだけど、とても悩んでいた過去の自分、あるいは同じように悩んでいる周りの友達で想定するお客さんがいるのであれば、その人に向けて書いていくということです。
一人の人に向けて手紙を書く経験は、誰もがしていると思います。
コピーライティングは手紙を書くこと、と変換してみてください。手紙を書くんだと思ったら少しラクになりませんか。
一般的に難しいなと思われることを日常的にやってることに変換すると、理解してもらいやすくなります。
コピーライティングは手紙を書くことなんだ、という考え方を持っていると、コピーライティングと聞くと難しそうだなと思うこともなく、取り組みやすくなりますよね。
相手の世界に入り込んでイメージを共有する
読んでる人が情景をイメージできるような書き方をしてください。自分よがりな文章は一切禁止です。
一人の人に向けて書く時に、どういった言葉を使うのか。想像してほしいのですが、ある一人に向けて書くのに、相手が興味を持たない自分語りを書くなんてことしないですよね。
常に相手の今の現状、不安、恐怖、喜びなどをイメージして、心に響くような文章を書いてほしいのです。
簡単なところでいうと、例えば、フリーランスという言葉を知らない人にフリーランスのことを熱く語っても何を話しているのかわかりません。
2017年にフリーランス養成合宿をおこなったのですが、その時はまだフリーランスという言葉はそこまで 一般的ではありませんでした。
ですが、フリーランス養成合宿のサービス説明文に、あえてフリーランスという言葉を使ったのは、ある程度は情報感度が高い人に向けて発信をするという意味があったからです。
対象となる人の世界観に入っていく必要があるのです。そのためには対象となる人のことをよく知っておかないといけませんよね。
リサーチをたくさんする
相手の気持ちになって書くということは、リサーチをたくさんする必要があるということです
情報収集術が一つやり方として有効です。
あるいは、対象となりそうなお客さん候補に直接ヒアリングすることですね。
- どういったことに悩んでいるのか
- どういった気持ちで日々過ごしているのか
- その人にとって何が嬉しいのか
といったことを情報収集できれば、「たった一人に向けて書く」でも説明した、その人の気持ちになりきって手紙を書くことができるようになります。
文章を具体的にする
具体性がない文章は響きません。
誰にでもあてるような手紙は無難なことしか書いておらず、読んでも何も印象に残らないですよね。
SNSでも見かけるような
「誕生日おめでとうー」
と誰にでも送ってるようなことです。
それよりも親友と過ごして嬉しかったこと、悲しかったこと、喧嘩したこと、具体的なシチュエーションを書けば書くほど、心が動きます。
挨拶だけが目的で、誕生日おめでとう、と送るならそれでいいですが、どうせ送るなら、その人との個人的なエピソードや、その人の具体的な良いところを褒めつつ、誕生日おめでとうと添えてあげると、他の人の誕生日おめでとう!だけと比べて何倍も嬉しいですし、記憶に残りやすくなります。
今でも覚えている誕生日メッセージはやはり、メッセージを送ってくれた人との個人的なエピソードや、具体的に褒めてくれた内容の誕生日メッセージです。
文章を具体的にできないのは、一人の人に向けて書くということができていないということでもあります。無意識のうちにたくさんの人に向けて書くということになってしまっています。
良い商品やコンテンツを作った人ほど、みんなに届けたいという思いから、色んな人のイメージして当たりざわりのないことを書いてしまいます。
一人の人に絞って、話を掘り下げていく形で書いていくと、具体性を持って書けるようになります。
全体の文章に一貫性をもたせる
書く相手を絞っていないと、陥りやすいことの1つが、文章が進むにつれて、主張が変わっていくことです。
たとえば、最初はフリーランス初心者に向けて、コピーライティングの重要性について書いていたはずなのに、文章を書き進めていくと、フリーランスと少し似ている副業をこれから始めたいと思う人も対象に入れたいなと思い始め、副業をする人は会社員と両立しないといけないので、時間管理の重要性も説明しないといけない、といったように、自分も気付かないうちに少しずつ内容が変わっていくような文章をよく見ます。
文章が一度完成したら、見返して、一貫性がちゃんとあるのかということをチェックしてみてください。
もっというと、言いたいことを初めに決めて、それを色んな切り口からその言いたいことを伝えるといった書き方でもいいです。
たとえば、フリーランスの安定した売上の作り方を言いたいことにしたら、そのためにはコピーライティングを身につけましょうと、まずはコピーライティングの切り口から、売上の作り方を書きます。続いて、パブリックスピーキングの切り口から、売上の作り方を書きます。
結局、全体を通して、言いたいのはフリーランスの安定した売上の作り方で、一貫しています。
このように色んな切り口から言いたいことへとつなげて、一貫性のある文章にしていくと、伝わりやすい文章になります。
文章にこれだけは入れたいコピーライティングのポイント
いざ実際に書こうと思ったときに最低限、抑えておきたいコピーライティングのポイントがあります。
ますます便利になる世の中、趣味も多様化して、Youtubeの台頭などで、みんなが見ていたテレビも見る人が少なくなり、内容が気に入らなければすぐに他へいってしまいます。
つい最近までは、高額なサービスであればあるほど長い文章が必要だという風潮もなくなり、長い文ではなく、最低限の内容しか必要ないこともあります。
それでも、これから説明する3つは文章をたとえ長く書く場合でも、必ず入れるようにしましょう。1つも欠けてはいけません。
それは
概要×メリット×信用
です。
概要
一言でいうと、そのサービスが何なのかということの説明です。
情報収集術のオンラインサロンであれば、超情報化社会に不可欠な情報リテラシーを学べ、忙しい人でも最新情報を維持できる環境が手に入る場所
フリーランスの第二拠点を提供するサービスであれば、個人で月に50~100万を稼ぐ力を身につけるために、イノベーティブ都市「鯖江」にある5LDKの駅チカ古民家を使ったコリビング機能のあるリアルなコミュニティ
フリーランス養成合宿であれば、毎日4時間だけ、好きなときに、好きな場所で、好きな人と、好きなことで仕事をして暮らすライフスタイルを手に入れるために必要な7つのスキルを学べる少人数制の集中合宿
自分からの切り口ではなく、そのサービスを受ける人から見た切り口で、その概要を書いてください。
メリット
その商品やサービスを得た結果、どんな良いことが具体的に起こるのかということです。
情報収集術を教えるサービスであれば、最新情報に詳しくなることで先行者利益を得られる➡収入が2倍になる
メリットは「最新情報に詳しくなる」ではなく、「収入が2倍になる」で、よく間違う人が多いので、気をつけてください。「最新情報に詳しくなる」は、メリットの一歩手前で、メリットではありません。メリットは具体性があって、最新情報に詳しくなるだけだと具体性に欠けています。
最新情報に詳しくなった結果どうなるのか、他の人になんでこんなこと知ってるの?と尊敬のまなざしで見られたりといったことを指します。
信用
自分が何者なのか、実績なども含めた自己紹介といった部分、+αで心意気もあるといいですね。
実績も含めた自己紹介⬇
イギリス在住フリーランス。本物の情報を届ける情報収集術トレーナー。 難病のベーチェット病、片目と片耳が障害持ちで、疲れやストレスをためれないことから、情報収集力で、毎日4時間、好きな時に好きな場所で、好きな人と好きなことを仕事にする「好き4ライフ」を体系化して、その普及活動をしています。
+αの心意気⬇
難病と障害持ちですが、ハンディキャップを持っていても幸せに生きるロールモデルを目指して奮闘中。
実績がまだないからそんなこと書けない、という人もいますが、これまでにかけてきた時間、あるいは実績がなくとも心意気があれば、実績をカバーすることができます。
プロサッカーの本田選手がワールドカップを優勝すると言ってましたが、まだワールドカップで実績を残してなくても、それを言い続けることで、国民の記憶に残り、本当にやってくれるかも、という印象を与えました。
実績がなくても、根拠のない自信を持ってることは大事です。
概要、メリット、信用の3つを入れると、自然と感情に訴えかけれて、理屈の通った文章になります。
どうやったら感情に訴えられるんだろう、
どうやったら理屈の部分を書けるのだろう
といった難しいことは考えずに、この3つを入れるようにしてください。
コピーライティング応用編に向けて
基礎となる部分を今回は書きましたが、まとめると、
想定した一人の人へ向けて、その人の気持ちを把握しつつ文章を書いていくには、概要、メリット、信用の3つが必ず入ってるようにすること
がポイントです。
コピーライティングをもっと上達させたい、詳しく知りたい方は人間の感情についても勉強してみてください。
オランダの哲学者スピノザによると、なんと人間の感情には48種類あると言われています。
勉強すればするほど魅力的なコピーライティングが書けるようになりますが、実践も大事なので、まずは最低限抑えておきたいポイントを意識しながら書いてみて、少しずつ感情に訴えかけるような文章を付け足していく実践形式がオススメです。
上級者向けになりますが、地方在住で200万以上稼いだ実践例も紹介しておきます。以下の記事では、コピーライティングの基礎をマスターした人へ向けて、感情面と理屈面をもっと詳しく書いています。