時間に縛られない仕事はスキルシェアサービスと相性が良い
時間に縛られない仕事の作り方の実例としてスキルシェアサービスを使うことがあります。スキルシェアサービスは好きな時間、あいてる時間にサービスを提供することができるからです。
スキルシェアサービスの中で業界最大手のココナラで、商品を販売しています。
ココナラで売り始めて7年経ってもなお売れ続けている秘訣をシェアします。ココナラでの販売のおかげで、時間に縛られない仕事を作ることができました。
2014年に出品を開始して、2021年で7年目、評価は★5の中で★4.9、レビュー数197件、販売実績408件、2020年1月の現在時点ではコロナ禍応援企画による1万円セールにより、8万円で販売しています。
情報強者だけが知ってるコツをこっそり教えます Google検索だけで満足しない!情報強者の情報収集術
とても長い道のりでしたが、先のことは見ず、一つ一つやっていった結果の積み重ねです。
なんでもそうですが、始めが一番大変です。0→1をまだしっかり作れていない人が時間に縛られない仕事を作るときの参考になるかと思います。
スモールビジネスの作り方がまだ十分理解できていない人はこちらもチェックしてみてください。
友達にボランティアで教えることからスタート
今でこそネットを使った情報収集術を販売していますが、僕がパソコンを触り始めたのは大学生に入ってからでした
当時、僕は音楽が好きで毎回TSUTAYAに借りに行っていて、パソコンに詳しい友達が音楽や映像をパソコンで「無料」で見ているのを知って、これはすごいなと思ったのがパソコンにのめり込んだきっかけです
パソコンに可能性を感じたのです
そこからパソコンにのめり込んでどんどん詳しくなっていたのですが、ある時、友達にこのソフトいいよねという話をしたらそれを知らなかったんです
もっと早く教えてくれたら良かったのに
とまで言われました。
僕の中ではすでに当たり前になっていたソフトやサービスを知らなかったことに驚いたことを今でも覚えています
それから友達に便利なソフトやサービス、パソコンについて教えることが増えるようになりました
ボランティアでやっていたので他の人に教えることでとても感謝されてました。
500円で売り始める
ある日、たまたま500円で自分の得意なスキルを売り出すことができるココナラを見つけて、この友達に教えていることを販売してみようと思ったのです
ただ最初はやはりうまくいきません
自分が提供していることをどのように書けばいいのかも分からなかったですし、コピーライティングという存在も知りませんでした
そこからどうやって売ったりいいのかを調べていたところ、コピーライティングが必要だということがわかり、コピーライティングの本を手に取ってそれを横に置きながら、「そこに書いてあることに忠実に」サービス説明を変えていったのです。
それからというもののサービスが売れ始めて、 当時はサービスが売れたことがとても嬉しくて、僕自身の性格が何かを教えたりすることが好きだということもあり、今思うと価値としては500円どころではないサービスを出し惜しみなく提供していました
10倍の価値を提供する
サービス提供している中で知ったのが10倍の価値を提供するという価値観です
ビジネスをするにあたって自分がいただく金額の10倍の価値を提供する
これを経営の神様、松下幸之助さんが提唱しているのを発見して僕も真似しようと思いそれを守りつつサービスをずっと提供してきました。
信用+お金の両面を見ながら稼ぐ
もしかすると新しくサービスを提供始めようと思ってる人は自分のサービスを500円といったタダ同然で提供することに抵抗があるかもしれません。それだけしか稼げないのか、、、と。
そういった方はサービス提供するときは信用+お金を儲けているといった考え方を身につけてみてください
またこの考え方の良いところはお金を取ることはビジネス初心者にハードルが高いのですが、信用というのは無料で価値あるものを提供したらお金を受け取る代わりとして信用を作ることができて、お金を稼ぐよりも楽なのです。
お金+信用を稼がないと本当の意味でお金を稼げません。一時的な稼ぎになってしまいます。
そして大事なことはお金と信用のどちらを稼いでるのかを時と場合によってコントロールする必要があります。
たとえば田舎では都会よりお金をかけない傾向にあるので、信用に振り切って信用を稼いだ方がいいです。僕も今イギリスレスターに住んでいますが、マネタイズは全くしておらず信用を稼ぐことで、様々な人とつながるチャンスをもらってます。
これは後述しますが、お金+信用という考え方に信用を数値化するのも一つのやり方です。お金はすでに数値化されていてわかりやすいですが、信用は数値化されていないので、そこを強引に数値化してしまおうという考え方です。
ココナラでの強制環境をきっかけにノウハウコレクターを卒業できた
僕がブレークしたのは強制行動がカギでした。
実はココナラをやるまでは2年くらいノウハウコレクターでした。情報収集術で無料の情報ばかり集めてたので、使った額は数百万円みたいなことはないのですが、とにかく新しいことに手を出しては中途半端にやめる、そんな状況で僕自身もなんにも結果が出ていないと焦っていた時期がありました。
ココナラでサービスを販売し始め、購入されることで、購入されたらイヤでも提供しないといけないわけですから、強制的に行動をするようになっていきました。
この強制的に行動することが結果的に今の実績へとつながっています。
そんな経験をしたことから伝えたいことは
とにかく周りに提供する、貢献する
これをやってほしいのです
そうすれば自然と行動するようになりますし、その期待に応えようと知識、経験、スキルを増やそうとします
今振り返ってみて「最もやってはいけなかったこと」は、情報収集だけをしたり、本だけを読んだり、セミナーに参加したりするだけ、まさにノウハウコレクターだったのですが、本当に意味がなかったなということです
この無駄な時間を過ごすのはぜひ避けてください。
値上げしてもいいと自然に思えるようになる
本当に良いサービスを提供するとココナラにはレビューのシステムがあるのですが、そこにありえないほどの熱量でフィードバックを書いてくれるのです
ここまで良いお客様の声をもらえるのであれば、今は500円のところ、1000円に値上げしても良さそうだなと自然に思えるようになります。そこからさらに少しずつ値上げをしていく。
この流れをずっと続けて最初は500円だったところから今の販売金額9万円というところに行き着いています。
質の良いレビューをためると勝手に売れるようになる
裏技的な発想ですが、最初は友人などに購入してもらってレビューを書いてもらうのもありで、目安としては最低5つほどです。
もちろんイカサマはせず全力でサービスを提供することが前提です。
質の良いレビューが溜まれば、商品が高額でも売れ続けるようになります。ようは溜まった信頼によってブランドがつきます。
どんなビジネスでも最終的に目指すところはブランドを作ることです。フリーランスであってもこの人がやってるから買うという状態が作れるのが理想です。
フリーランス最終形態までの3ステップ【ブランディングが最強】
そもそもサービス提供に何を選ぶか
何をサービスとして提供するのかを選ぶ際に、
天職が見つかる
と、
ある程度好きなものを続けることで、それが自然と好きになる
という考え方の対立があります。
僕のココナラの事例は天職のような情熱よりも貢献できるものにしたがったパターンで後者です。
必要とされていたものを全力で提供していたことで情報収集術が好きになり、情報収集術への情熱を育みました
天職が見つかるパターンというのは、周りを見ていてもほとんどないので、今はまだこれというものが見つかっていない人は、まずは需要があるものを提供することで、後々に情熱を育むことを目的に取り組んでもらえたらと思います。
好きなこと・得意なことの中で周りに需要があるものを選んで貢献しまくりましょう。
信用を数値化する
継続して売れる秘訣「10倍の価値を提供する」を考える時にお金+信用で、信用を数値化するのも1つのやり方です、という話をしました。
お金というのは数値化されているので分かりやすいのですが、それよりももっと意識してほしくて、かつほとんどの人ができていないのは、信用がどれくらい得れたのかを考えていないということです。どれくらいの価値を数値的に提供したのかとも言えます。
先ほどの10倍の価値で提供するという話だと、実際に100円で売ったら1000円の価値を感じてもらうようにということですが、どの金額帯で売ってるかでどれくらいの価値を提供すべきなのかは少し変わってきます。
桁が2つ変わると印象が変わる
金銭感覚として2つ0がつくと、その商品に対してのイメージが変わります。
たとえば100均と数万円するOculus goだと買うことに対するフットワークが変わりますよね。
数万円のOculus goと100万円以上かかる長期留学だと、さらに足取りは重くなります。
金額に対する感覚は2桁で大きく変わると考えると、「いただいた金額の10倍の価値を提供する」の感覚も変わってきます。
これまでたくさんの人へ提供してきた中での経験値によるもので、それが以下の目安になります。
レベル1
〜99円で販売(10倍の提供)
レベル2
100円〜9999円まで(10倍の提供)
レベル3
1万円〜99万円まで(2倍の提供)
といったぐあいにです。横のかっこはその価格帯で提供する価値の目安です。
つまり1万円のものなら最低でも2万円の価値を提供してもらえたと感じれるようにします。
信用の可視化で値上げのタイミングと上限がわかる
どれくらいの価値を提供してもらえたかどうかは、サービス提供後の反応を見ることでわかります。ココナラであれば評価システムのレビューがあるので、そこでわかります。
基本的にレビューの評価というのは、2つの軸があると思っていて、1つはレビューの文字数の多さが満足度の高さになります
大きな壁は100文字を超えることで、サービス価格が1万円より低い場合、販売してる金額の5倍の価値を提供
200文字を超えると、かなり考えないと書けないので10倍くらいの価値を提供した感覚です。つまり5000円の商品で200文字を超える感謝のフィードバックがかあってきた場合、50000円な価値提供をしたということです。
1万円より高いサービスの場合、販売してる金額の1.5倍、200文字を超えると、2倍くらいの感覚です。
ひとつの例として、これまで過去最高の評価をいただいたものは14040円で販売したもので、レビューの文字数は1195文字でした。
どんなレビューなのかの見本に全文を紹介しておきます。
これだけ、長くひとりの人と会話を交わした記憶は私にはありません。先日、井元さんのサービスを購入させていただきました。実は、サービスを受ける前も何回か、やり取りをさせていただいて納得して購入をいたしました。質問に対するレスポンスも早く、この情報が私にとって必要なものなのかを一緒に考えてくれた感じです。結論、サービスを購入する事にしたのですが、すぐに、量・質ともに非常に優れたコンテンツだと理解いたしました。購入してすぐに、いくつかの質問が返ってきました。相手によって、必要な情報をセレクトしてくれるんですね。今、この人にあった情報は、なんなのか一人ひとりに考えて与えてくれる感じです。井元さんが挙げてくれていた情報の一覧は、私にとっては、90%以上知らない未知の情報ばかりでした。これだけでも、違う世界を発見するいい糸口になりました。これらに対して、一つ一つ、私も調べていきましたが、その過程も私の糧になりました。そこも合わせて、井元さんの情報を教材として、購入するのもいいのかと思います。こちらから投げかける質問に対しては、ひとつひとつライブ感をもって返してくれます。相手の思考に合わせて、内容を変えてくるので非常に興味深かったです。質問に対しては、何度も、結論が出るまで付き合っていただけました。私の偏屈な質問に対しても根気強く付き合ってくれてとてもありがたかったです。幾つか、オプションもあるのですが、思わず欲しくなるようなものばかりでした。進めていくにつれて、必要となるものがどんどんわかってきて、その価値分があると判断したうえで、購入をいたしました。どれも、満足いく内容です。質問などをあげることによって、どんどん自分が磨かれるような気がしていました。自分の質の向上を求める方にとっては、とてもいいのではないでしょうか。まぁ、それだけ、未知の部分が多く勉強のしがいがあるコンテンツでした。これから、吸収できるものは、無限大だなと感じました。多分、圧倒的な情報量にまずは、驚かされると思います。そして、会話のやりとりが、日本語の文字数だけでも6万文字相当おしゃべりをいたしました。いやー、とても満足です。私も至らないところがありましたが、精いっぱいくらいついて、いろんなお話を聞けたので、本当に発展性があって面白かったです。今、読み返しても、いろいろ、勉強できる要素がいっぱいです。これは、私のいい宝物になりました。井元さんは、プライベートでの活動も非常に活発で、いろいろなことにチェレンジをしています。ブログやFacebookなどを拝見していると、井元さんの活動がわかります。とても大きく世界をとらえていて、その世界に還元するように生きようとしています。その生き方に感銘をうけました。今後も、井元さんの活動を応援していきたいと思います。貴重な、情報、体験をありがとうございました。
この文字量、熱量の評価だと1万円以上の商品ですが、4倍くらいに値上げしてもいい感覚値です。
レビューの評価のもう1つの軸は、★の評価がある場合、レビューを書かなくても満足してくれているので信用につながります。
たとえば、僕の情報収集術のサービス、9万円の商品が★5つ評価をもらった場合、 その信用によって今後得られるメリットを考えてみましょう
★5つ評価があることによって
大きく分けて
・次のお客さんへのPR
・さらに高額のサービスを買ってもらえる
といったメリットが考えられます。
これは金額にすると、
★5つは9万円以上の価値←サービスの購入金額と同等の信用
★4つはサービスどおりの価値といった評価←サービスの購入金額の半額分の信用
それぞれ
★5つがつくと9万円+サービス自体の購入金額9万円=18万円の価値を提供できた、つまり18万円で売っても問題がない
★4つ4.5万円+サービスの購入金額9万円=13.5万円の価値を提供できた、つまり13.5万円で売っても問題がない
といった考え方ができます。
この考え方があれば値上げするタイミング、値上げ額がどれくらいまでいけるかの目安にもなります。
サービスを提供してる人の中には、理由もなく金額を決めて値上げてる人が世の中にはたくさんいますが、それだとお客さんはついてきません。
自分よがりなサービスになってしまいます。市場の声がとても大切で、多少売れたからといって天狗にならないよう、たびたび意識するようにしましょう。
また信用の可視化という発想があれば、金額自体は安く提供したとしても信用を稼いでその次につながるということがわかっているので、モチベーションが高まります。
自分の理想よりも安く提供してしまうと、最初から手抜きになってしまいがちですが、信用を本気で取りに行くんだという考え方に変えることができると、手抜きがなくなります。
ほんとはもっとお金を取りたいけど安く提供してるなと思ってしまうと手抜きしてる意識がなくても無意識に手抜きしてしまう可能性もあります。
手抜きだけは絶対にやめましょう。そのためにも信用を数値化するクセをぜひつけてみてください。
無料で提供する場合の信用の可視化は1000円相当
例外として無料で提供する場合は信用の可視化が使えないじゃないかと思われるかも知れませんが、良いフィードバックが返ってきた場合、1000円相当だと考えてもらって大丈夫です。
その理由は1000円というのは手軽に払える額でApple musicやネットフリックスのような月額サービスで誰でも払える金額として設定されているように、無料でも満足すれば1000円相当までは払ってくれるからです。
時間に縛られない仕事を作るためにスキルシェアの特徴を把握する
これまで説明してきたように、スキルシェアサービスを攻略するには手順がありました。
まずは需要があるものを惜しみなく提供していく。そして良いレビューがたまれば、それは値上げのサインなので、値上げをしていく。
良いレビューが溜まれば溜まるほどスキルシェアサービスでは信用が増えていくので、その積み重ねによってまた売れるようになっていきます。
信用を貯めるために出し惜しみをしない、信用を数値化することでモチベーションを保ったり、適切な価格設定をすることができるようになります。
スキルシェアサービスは自分の好きなタイミングで出品を止めることもできるので、旅行中は出品を停止するといった、時間に縛られない仕事ができるようになります。
またお客さんとのやりとりなので、説明さえすれば自分が空いた時間に対応することもできます。
スキルシェアを活用して時間に縛られない仕事を作ったことで、1日4時間だけ、好きなときに、好きな場所で、好きな人と、好きなことを仕事にするライフスタイルを実現できました。
時間に縛られない仕事を作りたいのであれば、ぜひスキルシェアを攻略してみてください。