実際に情報収集術を使って調べ方を出してもらえると、自分との違いが分かって助かります
情報収集術を実際にどうやって使うのかの全プロセスを公開します〜東京編
東京の宿を情報収集術でリサーチしました。
宿を探すにあたって情報収集の実践編のプロセス、生の実例を載せたので、ぜひ参考にしてください。
情報収集のプロセスを公開しているのは、ネットを調べてもないので、貴重な情報だと思います。
なにか調べるときは手動検索を使います。
一旦、復習から。手動検索では以下の4ステップで進めます。
・手動検索(検索のコツ)
1.自分のニーズを探る
2.調べたいキーワードの連想
3.検索条件(例えば今から24時間前までの情報を調べる)
4.検索する媒体を変える
ステップ1:自分のニーズを探る
目標と条件
・複数の人で予約するとより安くなる場所にしたい(今回、宿泊者は最初5人だった。後に4人になる)
・相場より安く
・サロンメンバーがそれぞれ納得する形にするため、複数の候補をあげる
・東京ビッグサイトの近く(10分くらい)
ステップ2:調べたいキーワードの連想
宿の調べ方はたくさんあるので、まずは調べ方を探す
宿 予約 調べ方
安く取れる方法はどんなものがあるのか一通りの確認をしました。
ステップ3:検索条件
ファミリータイプ
ビジネスプラン
適した形で予約をするために、旅行サイトでもファミリータイプなどで調べるといいのではと思い立った。
ステップ4:検索する媒体を変える
やり方を全てあげる
1.ググる
2.サービスを使う
Airbnb
service safariを宿泊のwebサービスを見つける
すでにホテルを予約してしまってキャンセル代を少なくするために、他の方へ譲るためのマッチングサービスです。
比較サイト
Naverまとめ
3.大手ホテル
アパホテル
東横イン
☆☆☆手動検索で情報収集をした結果、最初の宿泊先候補
1.
2.
3.
まず相場が1人8000円~13000円とわかり、3つ候補を出したところで、一旦きりました。
だいたいここまでで、10分くらいです。
1人6000-7000円ほどの1でどうかということを宿泊者に確認するようにお願いしました。
せっかく見つけたのに僅差で埋まる【失敗事例】
ここまでは順調でしたが、ここからは失敗談です。これもまた貴重なはずです。
全員の返信を待っている間に、なんと調べたところが、僅差で予約されてしまったのです。
第2候補の2にしたのですが、(1人7000円ちょっとでかなり高級な場所)諸事情で参加者が5人→4人になり、候補だったところが割高になってしまったため、情報収集を1からやり直しました。
友達にも協力してもらって、どこが一番良いのか話しながら、情報収集です。深夜だったこともあり、グダグダやってしまったので、ネットサーフィン(目的を意識してない情報収集)を2時間ほどしてしまいました。ネットサーフィンは時間を無駄に使ってしまうので、みなさん、真似しないでください。
なぜ2時間もかかったのか苦戦したポイントは
・条件指定(全員シングルベッド、カプセルホテルではないなど)すると、どのホテルも予約でいっぱい(一気にホテルの候補が減る。特に土日はすでに埋まっていてほぼない)
・東京ビックサイト付近は、東京駅付近に比べるとかなり高い
・アクセスもタクシーだと12分くらいのところが電車だと50分くらいかかることもある
特に
「タクシーだとアクセスが12分くらいのところが電車だと50分くらいかかることもある」
これをわかるのに、色んなホテルを調べて時間がかかりました。
情報収集の教訓としては、土地の特徴があることも情報収集では考慮に入れないといけないことでした。
普通だと、電車もタクシーもそこまで時間はかからない、むしろ東京だと電車の方が早いはずだと思ってたので、なかなかわかりませんでした。
そして、最後にもとに戻って、エアビーが複数であればオトクであることは既にこれまで使ったことがあり、知っていたので、タクシーでいけるくらいの近い場所を中心にピックアップ。
1人5000円~8000円も安くなったベストな選択
最終的に確信を持って、ベストな選択として決めました。
それが4です。
4.
クーポンも駆使して、ここで、決まりました。
結果的に、相場よりも1人5000円~8000円ほど安くなりました。(計2万~3万2000円ほどのお得。)
ネットサーフィンをしてしまって時間をロスしましたが、2時間とちょっとで、宿泊者みんなの料金がこれだけなら安くなったのなら価値があったのではないかと思った次第です。
番外編
他にもおもしろいものがあったので、発想とともにご紹介しますね。
5.
ホテルの予約は埋まってると思って、キャンプをキーワードにして情報収集
リンク先が消えてしまったので、詳細は載せれなかったのですが、なんと驚異の1000円以下で泊まれるんですが、その日は埋まってました。
6.
東京ビッグサイトと言えば→コミケ→失敗談とかでホテルの情報がよくのってる→「東京ビッグサイト コミケ」をキーワードとしてブログを中心に探す→そのブログで見つけたのが、3人で合わせて10000円の東京バニアンホテルでした。
これも相場に比べてかなり安かったです。
7.調べていたら、直前割を扱ったサイトがあることを知りました。
今回のように、日程が決まっていると使えませんが、急に旅行したくなった衝動に駆られたときは使えそうですね。
海外編(情報収集術を使って15分でフランスをリサーチ)
「情報の質が人生の質」ということで、旅行の質も情報が大事になってきます。特に知らない場所や海外となるとなおさらです。
その場で起こることを楽しむほうが良いという人もいますが、ある程度の柔軟性を持った上で、調べていった方が良いことの方が多いと思います。
調べる時間がほとんどないケースだったので、狭く深くの手動検索を使います。時間がある場合は広く浅くの自動収集の方が良いです。
手動検索のステップを振り返りましょう。(制限時間は15分にしました。)
1.自分のニーズを探る
2.調べたいキーワードの連想
3.検索条件(例えば今から24時間前までの情報を調べる)
4.検索する媒体を変える
なぜこの4ステップを踏むのかの目的は、情報収集は良いキーワードを入れれるかで、これはつまりどれだけ良い質問ができるのかと近いです。この4ステップを踏むと、良い質問ができるようになるからです。
そしてもうひとつ大事なことが、調べようとすることについて全く情報を持っていないときは、
全体→具体
この順番で調べるのが良いです。
まず全体像を把握しないと、情報収集にぬけもれが出やすいからです。
1.自分のニーズを探る
まずフランスのことが全くわからないので、全体像を知るための検索として、ベタな観光から知ることを目的としました。
なお、制限時間は15分なので、全部合わせても1記事3分で5サイトくらいしか見れないだろうなと予測を立てます。ゴールデンキーワードも入れて、調べます。
2.調べたいキーワードの連想
ゴールデンキーワードは観光でよく使う「選」「オススメ」など。
パートナーと二人でいくので、パートナーではなく、カップルという類義語を使います。
「フランス カップル 観光 選 オススメ」でググる
見つけたのが以下の記事2つです。
全体像は知れたので、次は具体的に絞って旅行で1番大好きなグルメを検索します。
「パリ カップル グルメ オススメ 選」でググる
今回は時間がなかったので、3の検索条件を変えるは使いませんでした。
4.検索する媒体を変える
続いて、上質な情報が発見しやすい「はてブ」へ移動して
「フランス 旅 珍しい 定番以外」で検索(はてぶにはタグ検索とキーワード検索があります。)
絞りすぎたため検索結果が出ず。
もう少し対象を広く取って「フランス 旅」でタグ検索をしました。
一度は行ってみたいヨーロッパで最も魅力的な町 9選
さらに、グルメに絞ってキーワード検索
「パリ レストラン」
パリの百貨店「プランタン」初・本格フードフロア「Printemps du Goût プランタン・デュ・グー」オープン!(リンクはすでにきれてしまってるようです)
これで15分が来てしまいました。5記事を結果的に見ることができ、記事は基本流し読みです。じっくり読んでると、時間がなくなってしまうので。
スマホでやりましたが、パソコンのほうがやはり効率は良いですね。
また、こうやって全体像を踏まえた上で、何を今知ってて知らないのか、その区別が明確だと、次にもっと詳しく調べる時や、人に聞くときに質問が明確になります。
ちなみに幸運だったのが、これを調べた後にパリについ最近行ったレスターの日本人友達がいたので、治安の状況やディズニーのお得情報、充電器、物価など、ピンポイントで聞くことができました。まさにこれは最新情報です。
ディズニーはネットで予約すると半額になるとの情報も。直接行くつもりだったので、この情報は貴重でした、あと、友人は70ユーロ(10000円ちょっと)を地下鉄で騙された話を聞き、誰でも騙されそうな手口だったので、その対策も教えてもらいました。
情報収集に関して、最短の時間で最高の成果を出すには今のところ、このやり方が僕の中では1番です。
ぜひ皆さんも旅行をする時にやってみてください。もちろん、旅行以外でもグルメ、ビジネス、買い物、などなど、なにか情報が必要になったとき、なんでも使えます。