好きなことを仕事にすることはできるのか
フリーランスは1つの収入源だけでなく、いくつもの収入源を持ち、売上を安定させることが欠かせません。複数の収入源を持つために、どんなこともスモールビジネスにできる考え方についてシェアします。
副業をこれから作ろうとしてる人にもこの考え方は絶対に知っておいてほしいです。
ビジネスと聞くと、難しく考えてしまいがちですが、あるポイントを抑えると、なんでもビジネスにできることがわかります。
答えはズバリ
「お客さんの感情を読めるかどうか」
というところです。
お客さんの感情を読めれば、なんでも売れるようになります。
好きなことを仕事にすることはできるのか
というのはよく聞く話ですが、できます。
なぜなら好きなことは、意識せずとも自然と情報を集めますし、他の一般人よりも詳しいからです。その業界にいる人の気持ちを理解することも簡単です。
スモールビジネスとはなんなのか
スモールビジネスは中小企業のことと言ったり、スタートアップとの違いはなんなのかと疑問に思ったり、色んな定義があるようです。
ここで言うスモールビジネスとは
- 一人でもできる
- 売上は3万円〜数億くらいまでの規模
- 資本が全くなくても始められる
- すぐに辞めれて、新しいものも始められる
- プロジェクトも入る
といったものです。
ちなみに月3万というのは実際に月3万円の小商いをいくつも作ること
「月3万円ビジネス」を提唱している藤村さんという方もいるほどです。
逆にビジネスというと、
- どんどん大きくしていく
- 従業員を雇うのは当たり前
- 最大規模だと売上は兆を超える、Apple、facebook、Google、Amazonなどを代表する企業
などがあげられます。
フリーランスはいくつものプロジェクト(スモールビジネス)を持つことで、
1つが倒れても他でカバーするリスク分散ができます。
なので、スモールビジネスの作り方はフリーランスに欠かせません。
スモールビジネスをわかりやすく理解できる考え方
マイナスを0以上にするか、0をプラスにする
ビジネスというのは、基本的に価値をどれだけ与えることができるかに比例しています。
価値をどれだけ与えるのかというのは抽象的なので、もう少し誰もが体感したことのある話に置き換えると、
そのビジネスを通して、お客さんの感情がどう変化するのかで、価値をどれだけ与えられているのかを判断することができます。
感情にフォーカスしてみると、世の中のあらゆるサービス(ビジネスやスモールビジネス含む)は大きく二つに分けられます。
- 感情がマイナスの状態から0以上にするサービス
- 感情が0の状態からプラスにするサービス
感情のマイナスとは不安、恐れ、痛み、疲れなど、
0は特に困ってることはない状態でプラスは喜び、幸せ、楽しさなどです。
例えば、歯医者さんはマイナスの状態から0にするサービスを提供しています。
歯医者さんは、歯が痛い(マイナス)患者さんに治療を施すことで、歯の痛みを取り除きいつもの状態(普段、痛みなどを感じる必要のない0の状態)へしてあげます。
さらに歯をきれいに見せたり、歯の健康に気付かせてあげることができる(0以上)歯医者だと人気の歯医者さんになります。
これはマイナスを0以上にするサービスです。
一方、ディズニーランドは0をプラスにするサービスを提供しています。
ディズニーランドに行かなくても困ることはないのですが(0の状態)、夢の世界へ行って楽しむ(プラス)サービスです。
マイナスを0以上にするのか、0をプラスにするのか。この変化が大きければ大きいほど、お金を稼げる額が増えます。大きな悩みという大きなマイナスを0にしてくれるのは、とても価値があるので、お金が稼げるのです。
実はあらゆる業界で、このマイナスの感情、プラスの感情というのが存在します。マイナスの感情の例であげた歯医者でも、歯の形がおかしいわけではないけど、もっとよく見せたいといったプラスもあります。
つまり、あらゆる業界でビジネスを作ることができるのです。
これが好きなことを仕事にできるといった理由でもあります。
業界に詳しければ詳しいほど、どういったマイナスな感情、プラスな感情があるのか、そしてどうやったらそれらを良い方向へ変化させていけることができるのかがわかるので、
スモールビジネスを作るときは、自分はどの業界に詳しいのかを考えてから選択する方が有利になります。
好きなことを仕事にしたほうがいいと言ってるのは、好きなことであればその業界に詳しい可能性が高いから、ということでもあります。
あなたが提供するものはどれくらい感情を動かせれますか
2種類の感情の動かし方があることを説明しましたが、ビジネスにしやすいのはマイナスな感情を0以上にすることです。損失を避けたい欲求の方が強いからです。
そしてお金をどれくらい稼げるのかは、サービスや商品を買うことで、どれだけ感情を動くのかに比例していきます。
さきほどの歯医者の例であれば、夜も眠れないほど歯が痛すぎてマイナス100くらいだとしましょう。いくらお金を払ってもいいからとにかく治してほしい(痛みを感じない、感情を0にしてほしい)と思いますよね。大きな金額が動く可能性があるのです。
自分が提供できるものは、どれくらい感情を動かすことができるのかも合わせて考えてみましょう。
どんな人に提供するかで感情がどれくらい動くのかも変わる
同じサービスを提供するにしても、ディズニーランドが全然好きでない人がディズニーランドに行っても、感情が動かされないので、チケット料金が高いなと感じてしまいます。
一方、ディズニーの大ファンであれば、もっとお金を払ってでも楽しみたい、とファーストパスや年間パスを買うわけです。
同じサービスでも誰に提供するのかで、感情の動き方が変わってくるわけです。
マイナスとプラスの感情に加えて、どんな人に提供するのかも重要だということを合わせて覚えておいてくださいね。
スモールビジネスを見つける方法
スモールビジネスは、
あなたの、「好きなこと」「得意なこと」
そして世の中の「需要」を考えます。
需要は、ここでは予想で大丈夫です。
実際にスモールビジネスを始めてみないとわからないことが多いので、それよりも、なんとなく決めて次に進めることの方が大事です。
ステップをあげると、
- 「好きなこと」「得意なこと」「需要」の観点で思いつくサービスを20個あげる
- 出たアイデアの「好き」「得意」「需要」にそれぞれ10点満点で点数をつけ、掛け算する
- 3つを選びだす
となります。
「好きなこと」「得意なこと」「需要」の観点で思いつくサービスを20個あげる
20個あげるヒントは、
できる、できないではなく、思いつくものをとにかく出すことが大事です。
ただし、「自分にはできないな」とか「得意だと思ってるけど上には上がいるからな」という考えは捨ててください。
他に「好き」「得意」「需要」の観点から思いつくサービスを上げることもアリです。
ほとんどの人は10個も出すと止まってしまいますが、そこからが勝負です。
なぜこんなことをするのかというと、実際にビジネスを始めるときに、どのビジネスにするのかまでの決定プロセスはとても重要で、いざ決定してしまうと、本当にこれで良かったのかな?と迷いが出てしまいます。
この迷いをなくすために、これでもかと言えるほど、頭を使って、選択肢を出し切る必要があります。
そこまでひねって絞り出したのであれば、どのビジネスをするのかを決めたときに迷いがなくなるのです。
今は日本を代表する起業家となってるソフトバンクグループ社長の孫正義さんも事業選びに1年かけた、というのは有名です。
出たアイデアの「好き」「得意」「需要」にそれぞれ10点満点で点数をつけ、掛け算する
「好き」「得意」「需要」
この3つはビジネスをする上で欠かせない切り口なので、この3つで点数をつけて高いものから選ぶのが良いです。
僕の場合だと、情報収集術を例にあげます。
例:情報収集術 好き:得意:需要=10:9:5
「好き」と「得意」は評価しやすいのですが、「需要」はなかなか点数を決めにくいかもしれません。時代や業界によって変化するものだからです。
また自分の予想が大きくハズレてるのでは、と思う人も少なからずいます。
しかしそんなに難しく厳密に考えず、周りの反応や世の中の反応をイメージして点数を決めてもらって大丈夫です。
スモールビジネスを進める中で、需要がないとわかれば、少しずつ方向性を変えて需要があるものと組み合わせたりとできるからです。事業が大きいと、方向性を変えるのは、とても大変なので、小回りが利くのはスモールビジネスの強みです。
点数をつけたら、それぞれをかけ算して点数を出します。
10×9×5=450となりますね。
足し算でも評価点数は出せますが、掛け合わせることでそれぞれのアイデアごとの評価点数の差が大きくなり、選択をしやすくなるので、足し算ではなくかけ算をおすすめします。
3つを選びだす
ポイントの高い上位3つを選ぶのが定番ですが、厳密に上から3つ選ばなければいけないわけではありません。
より自分に合ったものを選ぶために
応用編として、数値化したものの中から、さらにどのビジネスにするのか、より自分に合ったものを選ぶときの基準があります。
- 得意好き型
- ニーズ型
上記の2つの選び方があり、それぞれ向き不向きがあります。その人の性格によって変わってきます。
得意好き型…自分の好き・得意なアイデアを採用する。需要のポイントはあまり気にしない。ビジネスにする前に時間がかかる、得意・好きなことであればいくらでもできる人におすすめ
特徴:最初は需要が少ないため、苦しい場面も多いが、後々に大きく伸びていく可能性がある。とにかく楽しい。ずっとやってても飽きない。
ニーズ型…需要のポイントに重点を置く。やりたいことがはっきりとしていない人におすすめ
特徴:需要があるので初めからビジネスとして成立しやすい。お金を早く稼げるようになる。人に合わせがちで、それが苦にならない人。
評価点数のポイントを参考にしながらも「得意好き型」「ニーズ型」という型を参考にして採用するものを決めましょう。
ある程度まで、5つほど候補を絞り込んだ後は、2つの型を参考にしながら最終的に3つを選び出すのがおすすめです。
まとめると、得意好き型は自分のやりたいこと・ビジョンがはっきりとしている人、ニーズ型はやりたいことははっきりとしていないが、ビジネスを持って社会の役に立ちたいという人に向いています。
なぜ選ぶのが1つでなく3つなのか
1つはバタフライ効果です。
「バタフライ効果って何?」って方も多いと思いますが言い換えれば、「風が吹いたら桶屋が儲かる」です。
ビジネスの先を完璧に見通すことはできません。どんな人でも未来を読みきることはできないですよね。どういった影響で自分のビジネスが軌道にのるかわかりません。
だからいろんなチャンスをものにすることができるように複数のビジネスアイデアを出していく(今回は3つ)のがいいのです。
もう1つの理由は、どんなジャンルにも上には上がいるためです。先にビジネスをやっていた方が強いですよね。
1つの分野で太刀打ちできない相手がいたとしても、複数の分野を絡めることで違うステージで勝負することができるようになります。オンリーワン戦略です。
戦って勝てない相手には勝負を挑まない。違うステージを作り出してそっちで勝負をする。キングコングの西野さんはこの戦法で大活躍していますね。
そのためにも複数のアイデアを持ち合わせているのが重要となります。
3つのビジネスアイデアが決まったら
3つのアイデアが出て、理想はこの3つを同時並行で進めていくことがベストですが、それは時間がある人、1日中、好きなように時間が使える人に限ります。
3つを同時並行で進めることで、どのビジネスが一番手応えがあるのか、自分がどれをやってるときが一番やりがいを感じるのかの「比較」ができるようになります。
ただ、今はまだ会社員をしてるなど、1日3時間くらいしか使えない場合は、3つのアイデアを上手く合体させて1つに絞る必要があります。3つを中途半端にやっても上手くいかないからです。
1つに上手く合体させれない場合は、先ほど紹介した得意好き型、ニーズ型かで1つに絞ってもらっても大丈夫です。
価値をどうやって提供するのかの具体例
情報収集術というサービスをどうやって作ったのかを具体例で見ていきます。
得意好き型です。昔から好きなことと苦手なことの違いが大きすぎて、自分からでも周りからでも
好きなことをやってるときのパフォーマンスの雲泥の差があるため、もう一方のニーズ型を選ぶことは選択肢としてありませんでした。
ニーズはあまりなくても、自分の好きを優先して情報収集をスモールビジネスとして選んだのでした。
ただ、情報収集をテーマにしたスモールビジネスにするまでに、かなりの時間がかかりました。好きを優先しスモールビジネスの特徴にも書いたように、最初は需要が少ないため、苦しい場面も多かったです。
一度、市場を作ってからは、パイオニアなので、日本で一番の情報収集術トレーナーとしての地位を築くことができました。
自分にしかできないことでもあるので、やっていてとにかく楽しいですし、飽きないです。
それでは
- 感情がマイナスの状態から0以上にするサービス
- 感情が0の状態からプラスにするサービス
この2つを考えて、情報収集術をテーマに
- 感情がマイナスの状態から0以上にするサービス
感情がマイナスの人をあげると、
- 情報に騙されたことがある
- 正しい情報がなんなのかわからない
- 質の高い情報ってどこで手に入れるの
- 同僚に情報収集が上手い人がいてなんで自分はできないのか
- ググってても欲しい情報が見つからない
- 見つかったとしてもめちゃくちゃ時間がかかる
あげればきりがないんですが、苦い経験、悔しさ、疑問といったマイナスがあります。
これらを解消してあげる、あるいは後述するプラスの感情へ持っていってあげるサービスを提供してあげれば、それがスモールビジネスになります。
たとえば情報収集術のやり方を教えてあげる、正しい情報だけを送る有料メルマガを発行する、などになります。
続いて
- 感情が0の状態からプラスにするサービス
お得情報を知りたい、情報感度が高いと周りから一歩抜きん出れる、最先端な情報を収集できる状態を常にキープしたい
自己投資する成長意欲、お得情報を知れたときの喜びといったプラスを提供してあげれば、それがスモールビジネスになります。
たとえば情報収集術のやり方を教えてあげる以外にお得情報が出る度にお知らせ有料配信サービス、代行で情報収集を週に1度するサービスなどがあります。
ここまで考えついたら、次はどういった人に提供するのかです。
- 感情がマイナスの状態から0以上にするサービス
の方がビジネスになりやすいのですが、
- 感情が0の状態からプラスにするサービス
の方が自己投資する成長意欲があったりするので、お客さんとして良い人が集まってきやすいです。
そこで考えた結果、今は、
- 感情が0の状態からプラスにするサービス
つまり、最先端な情報を収集できる状態を常にキープしたい人へ向けての情報収集術を提供しています。
もちろん感情が0の状態からプラスにする人を対象にしていても、感情がマイナスの状態から0以上にしたくてサービスを受けられる方もいます。
ただ、どういった人に提供するのかが決まることでサービス内容が変わることはもちろん、告知分を書く時にも書く内容が全く変わってくるので、どういった人に提供するのかは決めるようにしてくださいね。
100円を売り上げる
ここまででビジネスのジャンルを決めて、価値をどうやって提供するのかがわかるようになったら、
次は実際のお客さんを相手に売っていきます。
最初の目標は100円を売り上げることです。
自信がなければ、最初はサービスについてフィードバックをしてもらう代わりに無料でも良いです。
ですが、無料と有料で販売するのは、たとえ100円でもお金を出すか出さないかで全く難易度が変わるので、あくまでも、商品の改善のために無料で提供すると捉えてください。
モニター募集として友人にお願いするのもありです。
恥ずかしくて頼めないなんて思うかもしれませんが、これができなければ、これから先、時給1万円の専門家になって個人で活躍するのは難しいです。
商品を提供する際には、すでに他にはないオンリーワンがあればいいですが、最初は難しいので、オンリーワンでなくともいいです。
100円という安さ自体が、ある程度のオンリーワンを確保できているからです。
もちろんずっと100円で売り続けるわけではなく、オンリーワンは商品を購入してもらう度に改良してオンリーワンになっていきます。
そうすると、安さをオンリーワンにするのは卒業です。
それと、いかにお客さんの感情を動かしてあげれるのか(マイナス→0以上、0→プラス)が、お客さんの満足度に影響してきます。誰かれ構わず売っても、ろくなことになりません。
どんな人に提供するのかもしっかり考えるようにしてくださいね。
感情を動かしてあげることができれば、手段は何でも構わないのです。
商品の形が有形のものでも無形のものでも。
たとえば、無形のものなら、セミナー、マンツーマンレッスン、サービスを提供することでもいいですし、有形ならモノを作って売ったり、など、無形のものなら情報か体験、有形ならモノになります。
この3つ、
- 情報
- 体験
- モノ
のどれか、あるいは組み合わせたもので感情を動かすことができます。
やり方にこだわるよりも、「どうやったら感情が動くのか」にフォーカスしてみてください。
100円で売ることができるようになれば、あとは売上をあげていく他のスキル、マーケティングやコピーライティングなどが必要になってきますが、まずは100円を売り上げるものをいくらでも作れる状態になってください。
これまで仕事を誰かに言われてしかやってこなかったという人は特に、自分で生み出した商品で100円を売り上げるというところが最初に必ず到達する目標です。
慣れてくれば、好きなことを仕事にするスモールビジネスがいくらでも作れるようになります。
自己投資をビジネスに変える
この発想があると、人生100年時代、一生学びが必要と言われている中で、自分が新しく学んだことを全てスモールビジネスにして
学びに自己投資→同じことを学ぼうとする人に価値を与えてビジネスにする→お金を回収→新しい学びに自己投資・・・(続く)
の無限ループに入ることができ、一生学びながらお金を稼ぐことができるようになります。
たとえば2019年1月に55万円をかけて、健康の本質でもある「アーユルヴェーダ」を2週間体験、学びに行きました。
学んだことをシェアする有料コミュニティを作り、お金を回収しています。
知識を付けつつ、スモールビジネスを作るのは、これまで見てきたビジネスでも最も賢いやり方の1つだと思います。
特に自己投資が好きな人には最高です。
いただく金額の10倍の価値提供
スモールビジネスをこれからしていく中で、どんなときでも意識してほしいのが10倍の価値を提供するという価値観です。
本は2000円もあれば買えるわけですが、著者が魂を込めて書いた集大成がそれくらいの金額で買えるわけで、本来ならありえないことです。
なんで本はずっと買われ続けるのかと言うと、この10倍の価値提供が当たり前になってる業界だからです。
ビジネスをするにあたって自分がいただく金額の10倍の価値を提供する
これを経営の神様、松下幸之助さんが提唱しているのを見つけて、真似しようと思いそれを守りつつサービスをずっと提供してきました。
100円で売ったら1000円の価値を感じてもらうように努力するということです。
商品に合うお客さんへ商品を提供するわけですが、世の中には色々な人がいて、中にはその商品が合わない人もいます。
そんなときに、この考え方が役立ちます。
10倍の価値を日頃から提供していれば、クレームが来ることはほとんどありません。
10倍も価値を提供するなんて割に合わないな、、、と思った人は、次に紹介する信用という面にも注目してみてください。
信用+お金の両面を見ながら稼ぐ
スモールビジネスを始めようと思ってる人は最初はまだ経験もなにもないので、先ほど紹介したように100円の売上を作る必要があります。
自分の商品を100円といったタダ同然で提供することに抵抗があるかもしれません。それだけしか稼げないのか、、、と。
そういった方はサービス提供するときは信用+お金を儲けているといった考え方を身につけてみてください。
この考え方の良いところは、お金を取ることはビジネス初心者にハードルが高いのですが、信用というのは無料で価値あるものを提供したらお金を受け取る代わりとして信用を作ることができて、お金を稼ぐよりも楽なのです。
お金+信用を稼がないと本当の意味でお金を稼げません。一時的な稼ぎになってしまいます。
そして大事なことはお金と信用のどちらを稼いでるのかを時と場合によってコントロールする必要があります。
たとえば田舎では都会よりお金をかけない傾向にあるので、信用に振り切って信用を稼いだ方がいいです。
今イギリスレスターに住んでいますが、マネタイズは全くしておらず信用を稼ぐことで、様々な人とつながるチャンスをもらってます。
10倍も価値を提供するなんて割に合わないと思う人は信用を稼いでると考えれば、10倍の価値を提供することにも、前のめりになれます。
100円で1000円の価値を友達に提供することから始めよう
これまでの内容をまとめると、
- ビジネスを、誰もが持っている感情で考えるとシンプルでわかりやすい
- 誰に提供するのかも大事
- どんなビジネスをするのかは点数を使って上位を出す
- 応用編として自分の性格、向き・不向きも考えて選ぶ
- 最初の目標としてまず100円で売る
- いただく金額の10倍の価値を提供する
- 他にもスモールビジネスを作ってみる
- 慣れてきたら、マーケティングやコピーライティングを学ぶステップへと進める
ということでした。
これまで1000名以上マンツーマンで見てきた中で、0→1を作るスモールビジネスを作るのが最もハードルが高いです。
ですので、いきなり高い金額で売る必要はなく、まずは友達に100円で良いんです。10倍の価値を提供することを忘れずに。
友達に怪しいと思われそう。。。
と心配される方もいるかもしれませんが、それくらいできないと、お金を対価としていただくのは当然ですし、お金稼ぎは悪いものだというマインドブロックがあると、正直、フリーランスはもちろん、副業としても通用しませんし、貧乏フリーランスを生み出すくらいなら、それ以外の道をすすめます。
副業とは言っても、適当にやって良いものではなく、しっかり向き合う必要があります。
一人でやるとほぼ挫折しますので、周りの仲間や教わる人がいれば一緒にやることをオススメします。
100円で売ることができたら、その売上をアップさせるために、サービスの価値をどんどん高めて、それに応じて値上げもしていきます。
販売している情報収集術はココナラというプラットフォームで販売して最初、500円でしたが、今では9万円、手数料をひくと、時給にして7万円となっています。
500円→9万円までのプロセスを以下の記事で公開しています。
値上げをするということは、その商品の価値を高めないといけないわけですが、価値を高めるためにはアンケートとお客様の声となるレビューが欠かせません。
その詳しいやり方はこちらの記事を参考にしてみてください。
商品を0から作って100円で売る0→1が正直、一番難しいので、本記事の内容ができるようになったら、山場は乗り越えたものです。
ぜひ諦めずに進めていってください。