先日、久しぶりに旧友にAIの使い方を講義しました。
十年ぶりかというぐらいの、直接話す機会。メッセージはしてたから「久しぶり感」はそんなにないんですけど、リアルタイムで話すとやっぱり違いますね。
で、その話の目的が「AIコーチングの仕組みを一緒に作る」こと。
AIを上手く使う人と、そうでない人の差
結論から言うと、差はたった1つです。
「命令の仕方」
これだけなんです。
AIに何かを聞いたとき、なんとなくぼんやりした答えが返ってきた経験、ありませんか?
例えば「旅行でいい場所教えて」と聞くより、「岡山の倉敷でマニアックな観光スポットを教えて」と聞いた方が、当然いい情報が返ってくるわけです。
でも問題は、自分がよく知らない分野だと、その具体的な命令(プロンプト)が作れないということ。
イギリスの旅行先を知りたいなら?
そもそも地名も観光地も何も知らないわけで、命令する材料がない。
【解決策】AIに、命令を考えてもらう
ここが「知ってるか、知らないか」の分岐点。
AIに、命令そのものを考えてもらうんです。
人間が命令を考えると、抜け漏れが出ます。
知識の穴があるし、自分の認知の外にある視点は入れられない。
でも、AIはそれをカバーできる。
だから、「自分がやりたいこと → AIに命令を考えてもらう → その命令をAIに投げる」という2段階の構造にするんです。
具体的な手順はこれだけ:
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やりたいことをざっくり書く(例:「3ヶ月で5kg痩せたい、食事制限なし、激しい運動が苦手」)
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最後に「これを叶えるプロンプトを教えて」と付け加える
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AIが命令の型を出してくれる
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その中にある「インプット項目」(ゴールや条件)を入れて、もう1回AIに送る
これだけで、AIが完璧に近い形で情報を出してくれるんです。
この手順でダイエットのプロンプトを実際に作ってみました。
出てきた内容の量と質に「めっちゃ答えてくれるやん!」と驚いていたのが印象的でした。
Claudeを使う理由
使ったのはClaude(クロード)というAIツール。
チャットGPTと同じように使えますが、文章の精度が高いのが特徴です。
画像生成はGoogleのGeminiの方が向いていますが、文章や思考の整理には僕はClaudeを推しています。
使い方のポイントは2つ:
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プロジェクト機能を使う(フォルダーと同じ感覚で、テーマ別に整理できる)
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1つのチャットには、1つのテーマだけ使う(マルチタスクはAIにとっても人間にとっても非効率)
無料プランで始められるので、まずはそこから試してみてください。
制限に引っかかるようになったら、有料化のサインです。
月3000円ぐらい。スマホ代と同じ感覚で使う価値があると思っています。
AIは育てるもの
たまごっちって覚えていますか?
AIも、使えば使うほど育つんです。
会話の中で自分の好みや条件を覚えてくれて、だんだん最適な提案をしてくれるようになる。
だから1日15分でいいので、継続的に使うこと。
AIにやりたいことを叶える命令を考えさせて、AIを育てる。
これがAI上位20%に入るたった1つの条件です。
ボーナスタイムは、あと2〜3年
正直な話をします。
今、AIをうまく使える人は全体の2割以下だと思っています。
でも、AIがさらに進化していったら?
旅行行きたいと言うだけで、最適なプランを全部組んでくれるようになります。誰でもできるようになる。
そうなると、「AI使えます」は差別化にならなくなるんです。
今が、先行者利益のボーナスタイム。
頭を使う系の仕事はAIに侵食されていきます。
だからこそ、今のうちにAIを道具として使いこなす側に回ることが大事です。
友人に言いましたが、AIは魔法のランプやドラゴンボールに近い。
願いを言えば、叶え方を教えてくれる。
ただ、叶えるために動くのは自分。
そこだけは変わりません。
やりたいことから、まず使い始めてみてください。
